警備業界の2025年問題とは?

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このコラムはこんな人におすすめ!

*警備員のこれからのキャリアの描き方について知りたい方

  • 2025年問題は、業界の危機でありチャンスでもあります!
  • 千葉エリアには警備業務のニーズが多数存在します!​​
  • 当社で経験を積み、警備業で独立することも可能です!

こんにちは!株式会社アキ取締役の箕浦です。

当サイトをご覧いただきありがとうございます。
 「警備員」と聞くと、どんなイメージが浮かぶでしょうか。工事現場での交通誘導、商業施設での巡回、イベント会場での雑踏警備。どれも私たちの日常の安全を守る、社会にとって不可欠な仕事です。
 そして、業界は今、大きな変革を迎えています。そのキーワードが「警備業界の2025年問題」。社会にとって大きな「危機」であると同時に、警備員のキャリアを築く上でまたとない「絶好のチャンス」となる可能性を秘めています。

 このコラムでは、「警備業界の2025年問題」が、これから警備員を志す皆さんにどのような影響をもたらすのかについてお話しします。

警備業界の2025年問題とは?

 「2025年問題」とは、日本の人口構成の大きな節目となる問題です。戦後の日本を支えてきた「団塊の世代」、つまり1947年~1949年生まれの方々が、2025年には全員75歳以上の「後期高齢者」となります。これにより、医療や介護といった社会保障制度への影響が懸念されていますが、実は、労働市場にも非常に大きなインパクトを与えます。
 警備業界は、これまで経験豊富な団塊の世代のベテランたちが、その最前線を力強く支えてきました。彼らは、長年の経験で培った鋭い観察眼、冷静な判断力、そして何よりも人々の安全を守るという強い使命感を持ち、日本の安全・安心の基盤を築いてきた功労者です。
 しかし、2025年を境に、これらの頼れるベテランたちが一斉に退職の時期を迎えます。長年培われてきた貴重なノウハウやスキル、そして何よりも現場を支えてきた人的資源が、一気に失われる可能性があるのです。これが「警備業界の2025年問題」です。
 社会のインフラ、企業の経済活動、そして私たちの日常生活。その全てが「安全」という土台の上になりたっています。その土台を支える警備員が不足するということは、社会全体の機能が揺らぎかねない、深刻な事態と言えるでしょう。

ピンチはチャンス!人手不足がもたらす好機

 この「業界の人手不足」を、視点を変えて見てみましょう。需要と供給のバランスが崩れ、働き手の価値が相対的に高まる「売り手市場」が訪れるということです。特に、若く、体力と情熱のある人材は、これからの警備業界にとって、喉から手が出るほど欲しい「宝」なのです。
 警備の経験をお持ちでない方でも、当社では充実した研修制度を用意しています。入社後の法定研修はもちろん、現場でのOJT(On-the-Job Training)を通じて、先輩がマンツーマンで丁寧に指導します。

 さらに、現場の警備員からしっかりとステップアップできる環境も整っています。警備業務には、交通誘導警備業務検定、雑踏警備業務検定、施設警備業務検定といった国家資格があります。これらの資格を取得すれば、仕事の幅が広がり、責任あるポジションを任されるようになります。当然、こうした有資格者には手当が支給され、収入もアップします。


 現場で経験を積み、チームをまとめる「隊長」へ。ゆくゆくは当社が所属するIMSグループの警備会社として、独立開業することも夢ではありません。30代で独立開業した私の体験談はこちらのコラムで詳しくお話ししています!
 また、株式会社IMSグループの独立支援制度については、こちらのページ(株式会社IMS)で詳しくご確認ください。

千葉エリアの警備業務について

 都心へのアクセスの良さと、豊かな自然が共存する千葉県。ここでは、実に多様な警備のニーズが存在します。

  • 大規模イベント・エンターテイメント
    幕張メッセでの展示会やコンサート、ZOZOマリンスタジアムでのプロ野球、各地で開催される花火大会や祭り。多くの人々が集まる場所の安全を守る雑踏警備は、大きな達成感とやりがいを感じられる仕事です。7月に柏まつり、8月に手賀沼自然ふれあい緑道と手賀沼公園にて手賀沼花火の警備を行います。
  • 進化し続ける都市と産業
    成田国際空港の機能強化、県内各地で進む再開発プロジェクトや物流倉庫の建設。日本の玄関口や経済の動脈を守る施設警備・交通誘導警備は、社会インフラを支える誇り高い仕事です。
  • 人々の暮らしに寄り添う
    商業施設やオフィスビル、マンションでの常駐警備は、そこにいる人々の「当たり前の日常」を守る、地域社会に密着した仕事です。

警備業に関心のある方、まずは当社で一緒に頑張りませんか?

 2025年問題は、警備業界にとって大きな逆風です。同時に、古い体質を脱ぎ捨て、一層魅力的で価値ある産業へと生まれ変わるための、またとない転換点でもあります。
 ベテランたちが築き上げた「安全の礎」を受け継ぎ、新しい発想とテクノロジーを武器に、さらに強固な未来を築いていく。人手不足が叫ばれる今の警備業界はは、見方を変えれば業界のこうした転換点に関わるチャンスでもあり、独立開業して成功するチャンスでもあります。

  当社では、警備業で独立したい方へのアドバイス、支援を行っています。18歳から定年後のシニア世代まで、幅広い年代の方が働いており、年齢に関係なく何歳であっても活躍できる職場です​​​。職場見学、及び履歴書不要の面接を随時行っておりますので、当社の警備員のお仕事が少しでも気になった方は、下記の採用情報ページをクリックしてみてください!